Mini Marcos Owners Club Japan

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モトコンポ

モトコンポ 12V化計画終了

とりあえずモトコンポは完成しました。

 

結果、アイドリング中ヘッドライトをつけた状態でもバッテリーに充電できるようになりました。

車体を持っている方にはわかると思いますので、説明すると、

ジェネレーターの充電灯火系統のコイルを取り外して巻き直しします。

モトコンポ コイル

私の場合260巻きでしたが、0.5ミリの線を使って丁寧に巻いたら600弱巻けました。

ノーマル(単相交流式ジェネレーター)は、巻きはじめが鉄芯にアースされているのですが、

全波整流化するためには、ノーマルで途中から取りだしていた配線(黄色)を巻きはじめの部分から取り出すようにして、

コイルの最初と巻き終わり(白線)をジェネレーターから出すように下図のように改造します。

その際に白線と黄線間の導通はOKですが、白線とエンジンアース、黄線とエンジンアースに導通があってはだめです。

単相交流発電機改造1

 

ジェネレーターから出た黄線と白線をレギュレートレクチファイヤにの入力線に入れます。

下の画像のものだと黄線2本緑はアース赤が整流後の出力線

MOTOCOMPO_レクチレギュレター

車体中央の配線のゴムカバーにある白線と黄線をレギュレートレクチファイヤの出力線(赤色)につなぐのですが、

このまま白線(バッテリー充電用)をつなぐとエンジンを切るとバッテリーからジェネレーターに電気が流れてしまい

一晩でバッテリーが上がってしまうので、白線と赤線の間にダイオードを入れバッテリーからジェネレーターに電気が流れないようにします。

レギュレートレクチファイヤ

その後、ノーマルのレクチファイヤを外して白線と赤線2本を直結。これでジェネレーターの電力が整流電圧調整されてバッテリーに入ります。

オイルタンクの油量センサーは12V用にうまく改造する方法もありますが、センサー内の電解コンデンサがセンサー内に固定してあるので、下手に分解しようとすると、破壊してしまします。(私は破壊してしまいました・・・)ですので、12Vを6Vに落とすための定電圧レギュレターを作成します。

回路図はこんな感じ・・・

6Vレギュレター

これを作って油量センサーのカプラの黒線の間に入れます。油量警告灯はこの後の電圧が適用されるので6VのままでOKです。

ヘッドライトのOFF時も実は車体後部にある抵抗器(ピンク線がつながっている)で消費されるのでこの線を切断して

ON時の消費電流を押さえるためにLEDヘッドランプ、LEDテールランプに交換すれば、ライトON時でもしっかりとバッテリーには充電されるはずです。

これで基本的な12Vへの改造は終了です。

後はウィンカーランプとメーターランプを12Vに変更すればOKです。

完成までに紆余曲折ありましたが、電装系について少しは理解が深まった気がします。

特に理解に苦しんだのが、ジェネレーターと全波整流化についてが難しかったですが、理解できればなんてことないですね。

おかげで少し賢くなりました^^

 

続 モトコンポ12V化

モトコンポは、6Vの交流と直流の2種の電気を使っているのですが、どうやら交流を直流に変換するレクチファイヤという部品が壊れているようで、ちゃんと直流になってませんでしたので、社外品のレギュレートレクチファイヤを購入・・・

MOTOCOMPO_レクチレギュレター

入力側でレギュレターから交流電源2本(1本は約6Vぐらいでもう1本は10Vぐらい)を入れてやると直流になって出てくるというものです。

元々ついていたのは、半波整流機で交流のマイナス部を捨ててしまうもので、実際の電流値は半分になってしまうものでしたが、今回導入したのは、全波整流機で交流のマイナス部分も整流してプラスにしてしまう優れものです。

レギュレートレクチファイヤ

入れた結果ですが、よくわかりません・・・

なぜか入力(6~10V)よりも出力が大きく(16V)なってしまうし、

エンジンかけながらいろいろ試したりテスターで計測してたら、エンジン止まっちゃって動かなくなるし・・・

また明日、考えます・・・