Mini Marcos Owners Club Japan

Mini Marcos を中心としたキットカーのクラブサイト

What’s Mini Marcos

読み方としては、ミニ・マーコスだったりミニ・マルコスだったりします。最近はミニ・マーコスの方が主流のようですが、御年配の方などは、マルコスという方もいらっしゃるようです。

ジム・マーシュとフランク・コスティンの両名に由来するイギリスのバックヤードビルダーであるマーコス社が、ミニの構造を利用して開発したスポーツカーで、ボディ、シャシーはFRP(グラスファイバー)によるモノコックで、エンジン、サスペンション、ランプ類もすべて、ミニのものを使用しました。

1965年にデビューし、1966年、ル・マン24時間において英国車唯一の完走車(15位(最下位))となり、その後、多くのレースで活躍しました。

もともと、キットの状態で販売され、エンジンなどいくつかの物は、購入者が選ぶことが出来る様になっていたため、エンジンなどのスペックは、不明です。基本的には、BMCのAタイプエンジンが使用されたので、パワー的には高いとは言えないが、ボディが軽量なため十分なパワーであるといえるでしょう。

1991年4月に、25周年記念としてミニマーコスは、フロント·スポイラーを含む若干のボディの変更を行ったMKVとして再販。販売競争に対応するため、13インチホイール、巻き上げ式サイドウィンドウ、ドアロックなどを向上させ、ウォールナッツのダッシュボードとファブリックサンルーフなどのオプション装備が含まれていました。日本市場のために新しい車として生産、新しいMiniの部品を、地元の販売店から購入し、すべての部品はマーコスのボディシェルに移された。MKVは生産が終了する1995年まで、コンポーネント形式で英国で販売され続けた。

下記のボディの数値は、現在Mini Marcos Owners Clubに登録されている車に基づいています。


Mk1(1965~1966)

mk1ホイールアーチ、固定したドア・ウィンドウ、給油口の取り付け部の形状、フロントノーズ下の狭いナンバープレートパネル、高いフロアートンネル、固定されたリアウインドー、Cピラー部のルーバーに似た形状。

製造:Marcos Cars Components Limit
ボディーナンバー:6001-6143(Mk1とMk2)
全長:3.47m  ホイールベース:2.03m  全高:1.12m  地上高:127mm  全幅:1.44m


Mk2(1966~)

mk2
Mk1からの変更点:アルミニウム・ドア・ウィンドウフレーム


Mk3(1967~1970)

mk3
Mk2からの変更点:前面パネルの幅が広がりナンバープレート全体がのせられる。給油口取り付け部の形状が、凹型に変更。リアハッチは、オプションで追加可能。

ボディナンバー
(7000-7626):Marcos Cars
(MIXX):Marcos Ireland Limited(およそ40台)
(その他):Dublin とその他の会社(およそ40台)


Mk4(1974~1981)

mk4
Mk3からの変更点:全長延長、ホイールベース延長、Bピラー部の拡大、リアパネル下のバンパー部の拡大、ルーバー模様の廃止、ミニ・トラベラーのフロア形状の流用、リアハッチの標準化。

ボディーナンバー
(8000-8099)  :Marcos Limited
(DH8100-8428) :D&H Fiberglass Techniques Limited


Mk5(1991~1996)

mk5
Mk4からの変更点:フロントスポイラー、ラバーマウント、プッシュ式ドアノブ、巻き上げ式ドアウインドー

ボディーナンバー
(9000-9064) :Marcos Sales Limited


Mk6(1996~)

1996年から現在まで生産